くまたぬきです。ずいぶんとご無沙汰です。いろいろばたばたしていて天文もブログも離れていましたが、ようやく再開しようという気になってきました。最近は画像処理に凝っています。いろいろな人のブログでStarNet++2.0なる星消しソフトなる存在を知り、自分も使ってみたくなりました。でも、なかなかそれを使ったマスク処理について全貌を教えてくれる記事に出会わず、試行錯誤していました。が、やっと何とか自分で処理ができるようになりました。こういうスキルアップは楽しいですね。
具体的な手順は以下の通り。処理したい画像をTIFFで保存。StarNet++2.0で星消し画像を作る。ステライメージでその画像を開き、モノクロ化、フィルタでぼかしを入れたり、レベル調整でマスク部分を黒く、処理したいところを白くしていくことでマスク画像を作成します。次に、処理したい画像を読み込み、範囲選択のマスク設定で先ほど作成したマスク画像を設定。これで星雲部分のみをマスク処理できるようになるので、各種処理をしてターゲットを浮き出させる。で、完了です。ちょっとやりすぎたりもしていましたが、うまくターゲットを浮き出させることに成功する例も出てきました。で、作成したのが、このM109。くまたぬきにしてはうまく強調できたのでは?と思っています。これまでかすかな画像でしか出てこなかった星雲、銀河もこれでうまくいくかも、と期待しています。