くまたぬきの星空

今はまっているもの。何十年かぶりに再開した天体観測、そして芝刈り。どちらも未熟ですが、ブログで日々の成長を記録します。

くまたぬきの春の銀河祭り~VC200LによるM81と、前の画像処理変更3景

 くまたぬきです。3連続投稿です。3/10に撮影した3つの銀河がとても気に入ったので、3つ目の投稿です。あと、前の2景ももう少し画像処理したらもう少しよくなったので、再掲です。くまたぬきがちょっと有頂天になっていると思って許してください。

では、写真です。

2024年3月10日 19:40:45~ 60秒×45フレーム(総露45分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

次は、NGC3184を少し色を調整したものです。

2024年3月10日 20:47:02~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

最後は、NGC2903をもうちょっと明るくして明瞭にしたものです。

2024年3月10日 21:49:41~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsght+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

これらは、銀河としてはくまたぬきの現時点の最高傑作のひとつかも。

くまたぬきの春の銀河祭り~VC200Lによる小回転花火銀河NGC3184、結構くっきり出せた

 くまたぬきです。今日2投稿目です。くまたぬき的には画像処理がうまくいったので、思わず連続投稿してしまいました。対象はちょっとマイナーなNGC3184。回転花火銀河といえば、M101が有名ですが、こちらは、少し小さめの小回転花火銀河です。ちょっと暗いので、今までくまたぬきも挑戦しましたが、暗くていまいちでした。ですが、PixInsightとステライメージでいろいろ処理していたら、くっきり出せました。感動です。どこまで本物か、という疑問はありますが、模様もそれなりに正しく出せているようなので、結構いいんじゃないでしょうか。これでレパートリーが広がりそうです。これまで暗くてあきらめていた銀河や星雲もこれで、くっきり出せるかも。では、写真です。

 

2024年3月10日 20:38:05~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきの春の銀河祭り~VC200LによるNGC2903

 くまたぬきです。先日アダプタが噛んでしまって、しばらくDualBPフィルタによる星雲撮影はできそうにないのと、時期的にも星雲から春の銀河の季節に移り替わってきているので、しばらくは春の銀河を撮影することにしました。で、VC200Lの出番です。VC200Lは昨年の夏ころに入手したので、まだ春の銀河を撮影していません。どんな画像になるか楽しみにしながら先日撮影しました。M81/NGC3184/NGC2903の3つを撮影しましたが、いちばん出来の良かったNGC2903を載せます。ブログを書き始めたころにも載せていますが、それと比べると隔世の感があります。それなりに撮影、画像処理技術も上がったということでしょうか。でも、ネットにはまだまだ私よりはるかに技術の高い人たちがいます。私も、すこしづつ勉強したいと思います。

では、画像です。

2024年3月10日 21:49:41~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて ステライメージ9で処理

 

くまたぬきのトールのかぶと星雲NGC2359~でもショックなことが、、、、

 くまたぬきです。昨日は少し晴れていたので、いそいそと機材を取り出し、MT-160にレデューサーを付けておおいぬ座のトールのかぶと星雲を撮りました。以前にもアップしたような気がしますが、今回はpixinsightで処理しました。うまい人のように、細かいところまではあぶりだせませんが、まあまあの出来だと思います。

 レデューサーを使うと、どうも周辺減光が気になります。今回もかなり目立ちました。レデューサーの設計が古いせいでしょうか?屈折用のレデューサーを持っているのですが、反射用に使えないかな?今度試してみよう。

 今回はちょっとショックなことがありました。ボーグのカメラ回転装置にM57-M42変換アダプタを付けて、間にDualBPフィルタを挟んで撮ったのですが、なんと、変換アダプタとカメラ回転装置が噛んでしまって、外せなくなってしまいました。フィルタも含めてどうしようもない状態、、、いろいろ試しましたが、ダメでした。買いなおすしかないのか、、、、なんとかなるとよいのですが、しばらく考えてみます。

では、写真です。

2024年3月8日 20:35:40~ 60秒×30フレーム(総露30分) MT-160+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 DualBPフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsightで処理

 

くまたぬきのらせん状星雲NGC7293~ちょっと季節外れだけど、、、

 くまたぬきです。過去フォルダを見ていたら、せっかく画像処理したのにブログに上げていない写真を見つけました。秋の代表的惑星状星雲NGC7293、通称らせん状星雲です。なにを隠そう、何も隠さないけど、VC200Lで撮った写真です。これまでブログには一度も上げていなかった筐体による写真です。VC200L初お目見えです。画像処理も、PixInsightを使って、かなり激し目に画像処理してます。そのおかげか、今まで自分の撮ったらせん状星雲の中で、一番ガスがあぶりだせたように思います。我ながら感心してしまいました。強調しすぎた分、背景がちょっとムラ気味ですが、、、。VC200Lも今後使っていきたいと思います。メンテナンスしてもらった人からは、だいぶ寿命が来ている、と言われていますが、、、、

では、画像です。

2023年11月3日 18:54:41~ 60秒×75フレーム(総露75分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 DualBPフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsightによる画像処理+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきのアダプター研究~MT-160でレデューサー使用して、フィルタも回転装置も装着可能な組み合わせを発見

 くまたぬきです。うれしくなって、本日2投稿目です。以前、MT-160でレデューサーを使用できるようになったけど、カメラの回転ができないという話をしましたが、今日ふと思いついて、手持ちのアダプタで接続してみたら、見事成功したので、うれしくなって、投稿します。使いもしなかったアダプタをいっぱい持っていましたが、それが役立つときが来ました。では、接続方法です。

・これまでの接続

 レデューサー+M54-M57アダプタ(スターベースオリジナル)+borg7523(M57-M42P1)+borg7856(M42P1-M42P0.75)+ZWOフィルタドロワー付アダプタ+CMOSカメラ

 これで、ぎりぎり焦点を合わせることができていました。

・改善後

 レデューサー+M54-M57アダプタ(スターベースオリジナル)+borg7352(カメラ回転アダプタ)+M48-M42変換アダプタ(これにフィルタをつけてborg7523に装着)+borg7523(M57-M42P1)+borg7856(M42P1-M42P0.75)+CMOSカメラ

 味噌はborg7523に52mmフィルタを付けることが可能な点。忘れてました。ここに、M48フィルタがつけられるよう変換アダプタを使い、使うとでっぱりがあるので、そこにborg7352を接続して、でっぱりをborg7352の中で吸収してどこにもぶつからないようにする点。これでZWOのアダプタを使用する必要がなくなり、この光路長が一気に削減できました。カメラ回転装置の光路長は増えますが、ZWOよりは短いです。

 

まあ、ちゃんとアダプタの仕様を理解しとけよ、という話ですが、、、。borgのアダプタはいいですね。沼に入る人が多いのもよくわかります。私もいっぱい持ってます。

 うむうむ、これで余裕でピントを出せそうです。まだ試せてはいませんが、晴れたら試してみよっと。

アダプタ接続の図

 

くまたぬきのオリオン座大星雲M42~SharpCapだけでもこんだけできる、でも直焦点はちょっとバカでかすぎるね

 くまたぬきです。せっかく気を取り直して天文にやる気が出てきたのに、ここ数日は曇りか雨のようです。こんな日は、新しい天文機材を物色するためにネットサーフィンになってしまいます。いかんいかん。うっかり買ってしまいそう。

 今日も去年撮りだめたM42オリオン座大星雲です。ステライメージでコンポジットしようとしたのですが、1000mmで撮ったため、星雲が画面いっぱいになって、位置合わせができないようで、うまくコンポジットできません。他の方法はいろいろありそうですが、めんどくさいので、これまたSharpCapで処理した画像そのまんまで載せます。SharpCapの処理も結構ちゃんとできますよね。素人の私にはこれで十分かも、と思ったりしますが、勉強すればもっとうまく処理できるのでしょう。勉強しようと思いつつ、なかなかその気になれないのは、疲れているからでしょうか。いつかはPixInsghtと合わせてちゃんと勉強したいものです。ただ、そもそもどんな画像になると正解なのかがよくわかりません。画像処理に正解はあるのでしょうか?コンテストに応募するわけではないので、本人が満足すればそれでよいのでしょうか?よーわからんです。

では、画像です。

2023年12月22日 23:24:23~ 60秒×47フレーム(総露47分) MT-160 ASI533MCpro -20度 gain=200 DualBPフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて ステライメージ9で画像処理