くまたぬきの星空

今はまっているもの。何十年かぶりに再開した天体観測、そして芝刈り。どちらも未熟ですが、ブログで日々の成長を記録します。

くまたぬきの春の銀河~M106~


 くまたぬきです。このところ春のような暖かさになったり、冬のような寒さになったりと寒暖の差が激しいです。今日2/17は冬の寒さです。外は晴れていて、星もそこそこ見えているのですが、ものぐさのくまたぬきは、今日は寒いので天文はお休みにしました。以前は、晴れている日は天文せねば、とある意味強迫観念にとらわれていましたが、もう少しのんびり天文することに路線変更しています。まあ、趣味ですから、好きな時に好きなだけやればいいんです。今日は天文ガイド星ナビを見て楽しみます。

 深夜になると春の銀河が本格的に見えてきます。今日は2/7の深夜に撮影したM106です。レデューサーなしのMT-160、つまり焦点距離1000mm F6.3で、CMOSカメラのゲイン100で最初撮ろうとしたのですが、SharpCapのスタックがうまくいきませんでした。星の検出数が少なかったみたいです。F6.3だと厳しいのかな。GAIN200にしたら、検出できてスタックもうまくいったのですが、やっぱりちょっとノイジー。検証が必要なようです。できれば1000mmくらいで銀河を撮りたいんだけどなー。

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2021年2月7日 0:17:45~ 240秒×15フレーム(総露出60分) MT-160 ASI533MCpro gain=200、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて

くまたぬきのやっぱりM81


 くまたぬきです。先日撮った春の銀河の続き。今回は、私のお気に入りの銀河のひとつ、M81です。今回は若干ノイジーですが、暗黒星雲や赤い散光星雲もよく写っている気がしています。ゲインを高くした効果?しかし、焦点距離1000mmのM81は迫力がありますね。これで、2時間くらい撮ったらもっと素晴らしいのが撮れるのかしらん。いつか試してみたいです。こんなに素晴らしく撮れるMT-160ですが、実は20年以上メンテナンスをしていません。鏡には埃と若干曇りのようなものがあります。それでもこの星像が得られるところがすごいですが。春の銀河を撮り終えたらメンテナンスに出してみたいと思います。さらに見違えるような星像になったらうれしいな。

 今日は家の周りの雑草対策をしていました。水で硬くなる土を使って玄関周りに雑草が生えないようにしました。これで少しでも庭仕事が減ればいいんだけど。

 さて、次はいつ晴れるかな?天気予報ではここ一週間は期待できそうにないですね。早く銀河をしっかりと撮ってみたい。

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2021年2月6日 23:14:21~ 240秒×15フレーム(総露出60分) MT-160 ASI533MCpro gain=200、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて

くまたぬきのNGC2903ふたたび


 くまたぬきです。昨日に引き続き春の銀河です。以前アップしたNGC2903を撮りなおしました。以前はノイズが多かったのですが、今回はだいぶましになったような。ただ、ゲイン200にしないとSharpCapのスタックができなかったので、若干ノイジーです。露出時間もちょっと足りなかったかなあ。これはレデューサーを使ってF値を明るくしたほうがよかったのかな、、、いろいろ勉強です。

 画像処理の勉強をしたいな、と思いつつ、とっかかりがつかめません。ネットにもいろいろあるようだし、ステライメージの公式ガイドブックもあるようだし、材料はそろっているのですが、いざとなるとやる気が、、、、しばらく悶々とします。でも、SharpCapでここまでできるので、がんばってもちょっとしかよくならないのかな、、、

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2021年2月6日 22:03:49~ 180秒×20フレーム(総露出60分) MT-160 ASI533MCpro gain=200、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて

追伸:家の庭の畑にじゃがいもを植えました。ここ数年ガーデニングへの情熱がなくなってしまって、草ぼうぼうだったのですが、気分を一新して耕し直しました。どうやれば情熱が続くんだろう。まあ、悩むからいけないのかもしれませんが。ガーデニングを心から楽しむ、その気持ちを忘れないようにしたいです。

くまたぬきのUFO銀河

 くまたぬきです。ここから2/6から2/7にかけて撮った春の銀河たちです。まずは、若干マイナーですが、UFO銀河NGC2683です。

 この日は、極軸がばっちり合っていたのか、星像がほとんど流れませんでした。ただ、春霞のせいか、F値が6.3とやや暗かったせいかわかりませんが、GAIN100ではSharpCapのSTACKがうまくいきませんでした。星の検出数が少なかったみたいです。このあたりは検証が必要な気がします。GAIN200にするとうまくいきました。

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2021年2月6日 21:27:42~ 180秒×10フレーム(総露出30分) MT-160 ASI533MCpro gain=200、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて

 ところで、これはなんでUFO銀河なんだろう?UFOに見えなくもないが、、、とても似てるってわけでもないですよね。

くまたぬきのエスキモー、そして新たな撮影法


 くまたぬきです。昨日は久しぶりに晴れたので、新しい写真の撮り方を試してみました。今まで、MT-160を使うときは、必ずレデューサーを使っていました。F値は明るくしなければ、というのもあったのですが、ネットでいろいろ見ていると、似たようなスペックのR200SSで銀河を撮るときは、多くの人がエクステンダーで焦点距離を1.4倍にして、F値は5.6まで落としつつ、焦点距離を1120mmまで伸ばしています。ならば、MT-160は、レデューサーなしで1000mm、F6.3くらいですから、何とかなるのでは?と思ったのがきっかけです。

 次に考えなければならないのが、つなぎ方です。元々レデューサーの方は、M54→M57のアダプタを購入していたのであとはなんとかなっていたのですが、レデューサーなしだと60mmに接続することになります?うーん。あーでもない、こーでもない、と考えていたら、60mmってビクセンのサイズと同じじゃね?と気が付きました。ED70SS用に購入していたSX60→50.8ADをつないだら、あっさり接続できました。こうなると、あとは、ボーグのガジェットたちの出番です。7425-7523-7856で42mmに変換し、CMOSカメラに接続。ところが、ピントが出ず。追加で7602。まだピントが出ず。さらに7352を追加。ピントが出ました。結局、ビクセンのSX60→50.8からボーグ7425-7602-7352-7523-7856で無事撮影まで到達しました。一時は新たにガジェットが必要?と思っていましたが、手持ちのガジェット(いつのまにこんなに増えたんだ?)で何とかなりました。ちょっとうれしい気分。

 この日は最初にエスキモー星雲を撮った後は、ひたすら銀河を夜中の3時過ぎまで撮っていました。このところマンネリ気分になっていた天文も、ちょっとまた楽しくなりました。人間マンネリが大敵だと痛感しています。常に新しいものを求めて自分自身をリフレッシュしていかなければ、と思いました。この気持ちを忘れずこれからを過ごしていきたいです。

 いろいろとって銀河の紹介はまたの機会にして、今日はエスキモー星雲NGC2392を。銀河はまたの機会に随時紹介していきます。このエスキモー星雲ですが、最初、ただの青の点にして撮れていないように思っていましたが、強拡大すると、ちゃんと模様が出ていました。MT-160レデューサーなしでもかなり使える、ということがわかってホクホクです。これから銀河を撮るときはレデューサーなしにしようかしらん。

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2021年2月6日 19:23:00~ 120秒×30フレーム(総露出60分) MT-160 ノーマル ASI533MCpro gain=100、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて

くまたぬきのM1、ふたたび


 くまたぬきです。好事魔多し、でしょうか。よかったことがあった後、気が緩んでいたのか大変なことが起きました。私が悪いので、なんの言い訳もできないのですが、落ち込んでいます。人生はしんどい、いつか立ち直れるとよいのですが、、、妻のありがたみがわかります。ありがとう、感謝してもしきれない。

 今日は、1/31にオートガイドのメリットを生かすべく、1枚の露出時間を長めに取ったM1ふたたびです。前回は2分の露出でしたが、3分に伸ばしてみました。どうかな?前回の方が色濃く写っている感じですが、フィラメントはこちらの方がよく写っている?画像処理の影響かも。

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2021年1月31日 19:01:45~ 3分×20フレーム MT-160+レデューサー ASI533MCpro gain=100、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて

くまたぬきの冬の球状星団

 くまたぬきです。今日、夕方から晴れていたので久しぶりに天体望遠鏡を出して観測しました。M1、M79ときたところで雲と月が出てきてしまいましので終了。本当はこのあと、M78、冬のNGC銀河を撮ろうと思っていたのですが、次回の楽しみです。

 今日は、冬に希少な球状星団M79です。球状星団といえば、夏前後です。これはこれで豪快で派手でいいのですが、くまたぬきは冬の冷たい空気のなかでかわいらしく輝く球状星団も捨てがたいです。M79。派手なオリオン座の下のうさぎ座にちょこっと輝いています。冬の銀河のはずれなので、銀河の外周方向にあるのでしょうか?銀河を外から眺めた気持ちになってみてみると、また味わい深い球状星団です。

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2021年1月31日 20:06:33~ 180秒×7フレーム(総露出21分) MT-160+レデューサー ASI533MCpro gain=100、-20度 QuadBPフィルタ 自宅庭にて