くまたぬきの星空

今はまっているもの。何十年かぶりに再開した天体観測、そして芝刈り。どちらも未熟ですが、ブログで日々の成長を記録します。

くまたぬきのM33~オートガイドをやっとマスタしたか?

 くまたぬきです。今週末は台風でまた雨ですね。昨日は久しぶりに晴れたので、前々から確認したかったオートガイドを中心に試してみました。結果、赤道儀が時々跳ねる謎現象には見舞われたものの、オートガイドがぴったりはまった時もあり、大変有意義な日でした。

 くまたぬきは昨年からオートガイドを使っていたのですが、ちゃんと追尾してそうに見えるのに、実際に写真を見てみると、星が結構流れている、というケースが結構ありました。なんでだろうとずっと思っていたのですが、ふとPHD2のガイド設定タブmpキャリブレーションステップのAdvanced Setteingsを見て、あることに気が付きました。今まで赤緯を気にせずにキャリブレーションしてたけど、よく考えたら、赤緯によって星の移動量って変わるよね?なんも考えていなかったけど、考慮が必要じゃね?よく見たら、キャリブレーション赤緯の設定があるやん!これをちゃんと設定せずにキャリブレーションしてたから、うまく追尾できていないのでは?しかもマニュアルをよく読むと、赤緯プラスマイナス10度くらいのところでキャリブレーションしろって!全然守ってなかったです。ちゃんとマニュアルは読まないといけないですね。ということで、赤緯13度くらいにあるM15をターゲットにしてキャリブレーションしてから、M33を撮影。結果は、、、、、素晴らしい!!!たまに外れるものの、ほとんどプラスマイナス2秒以内に収まるようになりました。一時はオフアキシスガイドも考えなきゃ、と思ったり、やっぱEM-10じゃだめか、EQ6Rくらい買わなきゃだめか、と思ったりしていましたが、ぜんぜん行けますやん。ちょっと感動しました。

 ということで、その結果のM33をアップします。

f:id:kumatanuki375:20210916185757j:plain

2021年9月15日 22:21:48~ 60秒× 75フレーム(総露出75分) MT-160 ASI533MCpro -10度 gain=250 LPS-P2フィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて ステライメージ9による画像処理