くまたぬきの星空

今はまっているもの。何十年かぶりに再開した天体観測、そして芝刈り。どちらも未熟ですが、ブログで日々の成長を記録します。

くまたぬきのキャッツアイ星雲NGC6543、DeNoiseAIが効果ばっちり

 くまたぬきです。このところ晴れないので、ゴールデンウィーク中に撮影した天体の確認とちょっとした画像処理中です。くまたぬきは画像処理が苦手、というか、なかなかステライメージなどを使いこなす気になれないので、SharpCapで調整した画像をそのままにしているのですが、今回、まずは簡単なところで、以前効果のあったDenoiseAIで処理をしています。やはり、効果てきめんですね。銀河が中心ですが、比較的露出不足でざらざらしていた銀河がきれいになります。その中で、たまたま星図でみかけて、ちょっと撮ってみようかと思って撮った惑星状星雲のキャッツアイ星雲も処理しました。この星雲、視直径が小さいので、MT-160の直焦点で撮っても、最初どこにあるのかわかりませんでした。よくよく探すと、隅っこの方にやや通常の星とは違うものが、、、。強拡大してみて、やっと惑星状星雲だとわかりました。小さいわりに明るいので、30秒も露出すると、飽和してしまっていました。何回か試行錯誤を繰り返して、ゲイン150、露出7.5秒をスタックすることで、ある程度内部構造も撮ることができました。くまたぬき的にはそれで満足していたのですが、DenoiseAIでやや強めにsharpnessをかけて処理してみてびっくり。かなりきれいに内部構造が出てきました。やっぱ、画像処理ってすごいですね。本格的に勉強しなければ、とあらためて思いました。やるかどうかわからないけど、、、、、。これがきっかけになるといいな。

 ところで、ひょんなところからステラショット2を入手しました。買ったはいいけどずっと天文用に使っていなかったEOS kiss x7(無改造)を銀河や球状星団に活用するためです。また新たな一歩を踏み出そうと思います。でも、こうなると天体改造したEOS kissも欲しくなって、、、、、。はてさて、どうなることやら。

 下の画像が、DenoiseAIで処理したもので、星雲のところをトリミングしたものです。露出が短いせいか、sharpcapのスタックに結構失敗しましたが、なんとか24フレームスタックできました。

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2021年4月30日 23:41:55~ 7.5秒×24フレーム(総露出3分) MT-160(直焦点) ASI533MCpro -20度 gain=150 フィルタなし PHD2によるオートガイド 自宅庭にて