くまたぬきの星空

今はまっているもの。何十年かぶりに再開した天体観測、そして芝刈り。どちらも未熟ですが、ブログで日々の成長を記録します。

くまたぬきの春の銀河は閑話休題~メデューサ星雲を撮ってみた

 くまたぬきです。前回はヘッドフォン星雲でしたが、今回はメデューサ星雲です。こちらの方がやや撮りやすかったかな。あまり知られていないように思いますが、なかなかに構造も面白い星雲です。色も赤と緑のきれいなグラデーションで、網状星雲の形を変えた版みたいにくまたぬきは思っています。

 このところ黄砂がひどいようで、しばらく天文はお休みにしようかと思っています。ただでさえ、明るい空で見えいにくいのに、黄砂がプラスされると2等星もほぼ絶望的に肉眼では見えないので。春の銀河祭りもどこまで行けるやら。先日4枚撮りだめしたものはあるけど、まだまだメジャーな銀河が残っているし、しし座の銀河もあるのに。まあ、ゆるりと待って、撮れたら撮ります。

 では、写真です。

2024年3月18日 20:07:04~ 60秒×20フレーム(総露20分) MT-160+レデューサー(Kenko AC CloseUp LENS No.4) ASI533MCpro -20度 gain=200 DualBPフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきの銀河祭りは閑話休題~ヘッドフォン星雲を撮ってみた

 くまたぬきです。春の銀河祭り中ですが、たまには違うものが撮りたくなり、少し季節的には終わりなのですが、ヘッドフォン星雲とメデューサ星雲を撮ってみました。どちらも暗い星雲で、なかなかあぶりだしには苦労しました。少し露出時間も足りなかったようです。ただ、くまたぬきの観測場所から見える範囲だとこれが限界。でも、まあ、形はなんとなくわかるので、いいのではないかと思っています。

 では、ヘッドフォン星雲です。一度長時間露出で挑戦してみたいものです。今回はDualBPフィルタが今ないので、QuadBPフィルタを使いました。また、レデューサーは、KenkoのACクローズアップレンズNo.4を使いました。純正と比べても遜色ないですね。くまたぬきには見分けがつきませんでした。

2024年3月18日 19:14:14~ 60秒×20フレーム(総露20分) MT-160+レデューサー(ACクローズアップレンズNo.4) ASI533MCpro -20度 gain=200 QuadBPフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきの春の銀河祭りの続き~NGC2403ってやっぱ明るいよね

 くまたぬきです。雨続きでこのところ天体観測はお預けです。先々週に撮った写真があったのですが、なかなかブログに上げる気力がなく、ずるずると今まで来てしまいました。写真としては、NGC2403が、これまた過去一で良く撮れていたのですが。少し気力が出てきたので、上げます。さすが、メシエに匹敵する銀河ですね。構造がよくわかります。

 では、写真です。

2024年3月15日 19:06:40~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきの春の銀河祭りの続き~M109がこれだけ撮れるとは

 くまたぬきです。フィルタとアダプタが一部使えなくなって、対策を考えてアダプタを買いました。ところが、、、、自分の部品をもう一度よく見ると、、、EOS-M42アダプタがあるではありませんか。いつ買ったんだっけ、、、。ちょっとショック。仕方がないので、見つけた部品でMT-160でレデューサーを付けてピントが合うかチェック。見事ピントが合いました。ちょっと部品を無駄買いをしてしまいました。やっぱ歳だな~。いろいろ呆けてる。

 さて、今日は春の銀河祭りの続きです。割に形の好きなM109です。今までもまあまあに撮れていましたが、今回は画像処理がうまくいきました。ここまでできるとは、我ながら感心です。調子に乗って、最近も画像処理がんばっています。奥が深いなー。

 では、画像です。

2024年3月13日 21:44:41~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきのコープランドの七つ子銀河~マイナーだけど、たまにはね

 くまたぬきです。ここのところよく晴れていたので、撮影も順調にたまってきています。春の銀河祭りの最中ですが、くまたぬきは基本夜の11時くらいまでしか撮影しないので、まだまだ有名どころはこれから、という感じです。

 今日は、ステラショット3の星図に載っていて、ちょっと興味のあったコープランドの七つ子銀河を載せたいと思います。絵的にはあまりインパクトはないのですが、この銀河の光はなんと4億8000万年前のものとのこと。地球では古生代です。なんか不思議な感じがします。くまたぬきの寿命が80年として、うーん、いったいいつのことなのやら。宇宙のあまりの長さに呆然とするばかりです。だからくまたぬきの80年の浮き沈みなんて、たかがたいしたことない、と割り切れたらいいんですけどね。なかなかそうもいかないのが人生です。

 ところで、アダプタが勘合して外れなくなった件、あきらめてアダプタとフィルタを新たに買うことにしました。アダプタはこれまでのボーグに代えて、ビクセンにしようと思います。計算ではちゃんといけるはずなんだけど。今日届くので、とりあえずチェックしてみます。フィルタの方は、アマゾンを見ていたら、SVBONYからナローバンド系のフィルタが安く発売されていたので、そちらにするつもりです。たぶん、くまたぬきにはわからないくらいの性能の違いしかないと信じて。

 では、コープランドの七つ子銀河です。なんとなく銀河っぽいのがわかると思います。

2024年3月13日 21:08:40~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsight+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきの春の銀河祭りの続き~NGC3344はやっぱり暗かった

 くまたぬきです。春の銀河祭りはまだまだ続きます。今回も3/13に撮影したものです。3/10にはNGC3184を撮れてだいぶ満足したくまたぬき(くまたぬきはフェイスオン銀河が大好きなのです)ですが、調子に乗って、近くにあるもう一段くらいフェイスオン銀河NGC3344を狙ってみました。こちらは、なかなかに苦労しましたが、なんとかあぶりだすことができました。くまたぬき的には満足です。なんとなく銀河のあぶりだし法を見つけたような気がします。邪道かもしれませんが、、、、。

 噛んでしまって使えなくなったDualBPフィルタの代わりをどうしようかと思案中です。なんとか夏までには解決しないといけないんですが、、、、

 では、写真です。NGC3184ほどではないにしても、ある程度銀河の構造がわかります。

2024年3月13日 20:05:46~ 60秒×60フレーム(総露60分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsightス+ステライメージ9+DenoiseAIで処理

 

くまたぬきの春の銀河祭りの続き~まずはM82葉巻銀河

 くまたぬきです。3/10の勢いに乗って、3/13も晴れたので、いそいそと望遠鏡を取り出して、銀河の撮影を行いました。ただ、この日は、なぜか、極軸もピントもかっちりと合わず、いつも使うSharpCapの極軸合わせもバーティノフマスクによるピントもばっちりとはいきませんでした。その影響からか、PHD2によるオートガイドも荒れ気味でした。なぜだろう?上空は強風が吹いていた?

 ともあれ、この日は4つ撮影しました。M82,、NGC3344、コープランドの七つ子銀河、M109です。コープランドの七つ子銀河は、昨年買ったStellaShot3に掲載されていたので、興味があって撮影してみましたが、まあ、結果はいずれ。StellaShot3は2までと違い、暗い星雲や銀河も名称とともに掲載されているのでありがたいです。今まで知らなかったDSOが写せるのは楽しいもんです。本当はスタック撮影ができるようになったので買ったのですが、なかなか慣れず、相変わらずSharpCapを使っているため、どっちかっというと、この名称の豊富さに3万円だしたかんじになってます。

 では、M82です。もう少し中央のジェットが写るとよかったのですが。

2024年3月13日 19:09:06~ 60秒×50フレーム(総露50分) VC200L+レデューサー ASI533MCpro -20度 gain=200 LPR-Nフィルタ PHD2によるオートガイド 自宅庭にて PixInsightステライメージ9+DenoiseAIで処理